◎お母さまへ

「むし歯リスク」ということばがあります。それは、むし歯の原因菌におかされやすい、むし歯にかかりやすい人がいるということです。乳歯の時期や、永久歯への生え替わり時期はエナメル質が未完成です。だから虫歯の原因菌におかされやすい。これがむし歯リスクの第一グループです。
そして生まれつき歯の弱い体質に人もいます。また成長期のカルシウム摂取不足から歯が弱くなってしまった人もいます。これが第二グループを形成する人々です。

例えば生え始めた臼歯がしっかり完成し成長するまでには、4〜5年かかることを覚えてください。6歳頃生えてくる六歳臼歯(第一大臼歯)が完成する頃は、十二歳臼歯(第二第臼歯)が生える頃です。その間に第一大臼歯はすでにむし歯におかされているということがよくあります。
生えてくる歯は未完成で、一番奥だから歯ブラシの毛先が届きにくいなどの理由がありますが、それらを踏まえた食生活への気遣いとブラッシングが、むし歯リスク回避の唯一の方法なのです。
そのために、かかりつけの歯科医院での定期健診と、そこでの正しいブラッシング指導をぜひ受けてください。

お母さんにむし歯が少ないと、子供にも少ない。

お母さんにむし歯が多いと、子供にも多い。

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<夏の特集>

「むし歯リスク」=むし歯になりやすい時期がある。人がいる。

「すき間がすき

な、虫歯の原因菌。

菊 池 歯 科 医 院

は は は は は い い 。(母は歯はいい。)

 歯の教室 

むし歯の原因菌は、奥歯の溝や、歯と歯の間が大好き。


虫歯を治療した痕に入り込もうとします。

リ ス ク の ク ス リ

◎お母さまへ

離乳食が始まって、下顎に歯が2本生え始めたころから、母と子の「歯生活」が始まります。真っ白でかわいい小さな乳歯、この子だけは絶対にむし歯にはさせない!と思っていても、いつの間にかむし歯だらけ…というのが現実です。
厳しい話ですが、「歯の悪いお母さんのお子さんの歯も悪い」という統計があります。
それは、自分がむし歯にかかってしまった原因を探ることなく、お子さんにも自分と同じ道を歩ませていることに起因します。例えば、ダラダラ食いなどをしたりさせたりしていませんか。そしてその後のブラッシングを怠っていませんか。
また、お母さんが噛んだものをお子さんにあげていませんか。お母さんのお口の中のむし歯の原因菌が食べ物を介してうつることもあるのです。正しい生活習慣、食生活の決めごと、そして食後の正しいブラッシングがお子さんをむし歯から守る唯一の方法なのです。お母さんの失敗をそのままお子さんに引き継がないためにも、かかりつけの歯科医院で、幼少年期の歯生活と正しいブラッシング指導を受けてください。

TEL 0944−62−2696
























◎お母さまへ

プラーク(歯垢)の中に巣くうむし歯の原因は、狭いところや隙間が大好きです。ちょっと意外なことですが、虫歯の原因菌は歯の治療をした痕跡(※補綴物の周りなど)も見つけて、終(つい)の棲家にするのが得意です。歯と歯ぐきの間に定住して悪さをするのが歯周病菌です。そしてどちらもそうした狭い場所では、アクティブに活動します。
むし歯の原因菌は「すき間が好き」と覚えて下さい。だから、「すきを与えない」。こうしたむし歯多発地帯を上手くねらい撃ちしてプラークをうまくかき出すこと。この正しいブラッシング法を覚えてください。あなたのかかりつけの歯科医院では、あなたの歯の状態や歯並びにあったブラッシング法を指導してくれます。

・・・小さなお子さんのむし歯はお母さんの責任です。

・・・お子さんのむし歯に気をつけながら、
            自分の歯にも気をつけていますか?































むし歯リスクにつけるクスリはありません。

  大切なのは正しいブラッシングと、
 かかりつけの歯科医院での定期健診です。




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